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人文学部 人文社会科学系 #紀要論文

写真家は、いかに世界と対峙するか? : 中俣正義の軌跡を追って

AI解説:
本論文は、中俣正義という写真家の生涯と彼の写真作品に焦点を当て、彼がどのようにして戦争体験を経て写真家としての道を歩んだのかを探るものである。中俣が戦争から復員し、新潟県の観光課で働きながら地域の文化や生活を写真に記録し続けた背景には、変わりゆく社会に対する抵抗と、過去の伝承を守りたいという意識があった。彼の写真は、戦争体験がもたらした独自の視点と使命感に基づいている。
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著者名:
原田 健一
掲載誌名:
にいがた地域映像アーカイブ
巻:
3
ページ:
6 - 9
発行日:
2012-09
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