論文詳細

医歯学系 保健管理センター #学術雑誌論文

Effect of an education program on improving knowledge of schizophrenia among parents of junior and senior high school students in Japan

AI解説:
統合失調症の発見が遅れることは大きな懸念である。なぜなら、未治療精神病期間(duration of untreated psychosis: DUP)が長引きうるためであり、DUPの中央値は1~2年と推定され、寛解の遅れ、自殺リスクの上昇、物質乱用、不良な予後といった不良転帰と関連している。先行研究では、統合失調症の症状に関する基礎的理解の不足など、発見の遅れに寄与する要因が複数示されている。この不足は思春期の子どもの親にとって特に重要である。というのも、初発の精神病症状は20歳未満で生じることが多い一方で、典型的な発症年齢は性別により異なり(男性15~25歳、女性25~35歳)、早期兆候への対応が求められるためである。本研究は、親の知識を向上させることが、早期兆候が現れた際のより早い受診行動と適切な医療相談につながりうると論じる。統合失調症に関する教育プログラムは他の対象集団向けには存在するが、中学生・高校生の親に対する有効性のエビデンスは不足していると著者らは指摘する。そこで本論文は、基礎知識と、統合失調症(前駆症状を含む)を他の状態から識別する能力の双方を評価する多面的質問票を用い、短時間のwebベース教育プログラムを評価することを目的とした。
AI解説を見る
著者名:
Yoshii Hatsumi, Watanabe Yuichiro, Kitamura Hideaki, Chen Jun, Akazawa Kouhei
掲載誌名:
BMC Public Health
巻:
11
号:
1
ページ:
323-1 - 323-9
発行日:
2011-05
新潟大学学術リポジトリリンク: