論文詳細

人文社会科学系 教育学部 #紀要論文

幼児教育における光を素材とした表現活動の可能性 : 大学と附属幼稚園の連携による題材開発

AI解説:
本論文は、大学と附属幼稚園の連携を通じて「表現」という領域の題材開発を行い、発達段階における「光」という素材の可能性を幼児教育および美術教育の観点から検証することを目的としています。21世紀における複雑性の時代において、予測困難な状況に対処するための資質・能力が求められており、OECDのEducation2030プロジェクトが示す「ラーニングコンパス2030」の概念がその重要性を説いています。この背景の中で、幼児期における五感を通じた外界との関わりや発見、遊びを通じた学びが、まさにラーニングコンパスの原型といえます。特に「光」という素材が幼児の感性や表現力を育むために重要であることを示すために、造形ワークショップを実施し、その教育的意義を明確にし汎用化を提言することが本研究の目的です。
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著者名:
柳沼 宏寿, 長谷川 宏之, 青栁 直也
掲載誌名:
新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編
巻:
13
号:
2
ページ:
351 - 360
発行日:
2021-02
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