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人文社会科学系 大学院現代社会文化研究科 #紀要論文

陳来著『有無之境─王陽明哲学的精神』について

AI解説:
『有無之境』は1991年3月に初版が発行された本で、中国の文革(1966年から1976年の中国で行われた政治運動で、多くの知識人や文化人が迫害を受けました。)後における王守仁(陽明)思想の研究において重要な書物です。作者の陳来博士は、文革の時に内モンゴルに送られましたが、『マルクス・エンゲルス全集』を読むことで哲学に興味を持ちました。その後、北京大学で中国哲学史を学び、博士号を取得しました。この本は、中国の王守仁哲学の研究の水準を知るために、今でも意味があります。
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著者名:
永冨 青地
掲載誌名:
環日本海研究年報
巻:
26
ページ:
59 - 68
発行日:
2021-03
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