論文詳細

人文社会科学系 法学部 #紀要論文

近時の「1票の較差」訴訟最高裁判決と立法者の「努力」

AI解説:
本論文の背景として、立法裁量の「判断過程統制」が2004年の最大判決における藤田宙靖裁判官の「補足意見2」に端を発するものであるが、藤田裁判官の退官と共に最高裁から姿を消した点が挙げられます。その後も「真摯な努力」の有無が議論の焦点となり、特に「1票の較差」に関する複数の裁判において、立法者の努力が問題視されています。本論文の目的は、2018年、2017年、2020年の各最高裁判決において立法者の「努力」がどのように評価されているかを検討することです。
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著者名:
山本 真敬
掲載誌名:
法政理論
巻:
53
号:
3-4
ページ:
36 - 67
発行日:
2021-03
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