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人文社会科学系 法学部 #紀要論文

文化施設の経営における公私協働 : ドイツの劇場を素材として

AI解説:
本稿は、文化芸術分野における公私協働に焦点を当て、特にドイツの劇場経営に関する公私協働の組織と法的問題について検討を行うことを目的としています。近年、自治体の財政状況の悪化に伴い、文化施設の経営難が指摘され、統合や廃止が議論されています。日本では指定管理者制度やPFI法が導入されていますが、公私協働手法の評価は分かれています。特に文化芸術分野においては、政策的な位置づけが曖昧で、時の政治的な判断に左右されやすい現状があります。ドイツの劇場経営の歴史と比較することで、日本の文化施設の現状に対する示唆を得ることを目指しています。
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著者名:
宮森 征司
掲載誌名:
法政理論
巻:
54
号:
1
ページ:
86 - 103
発行日:
2021-07
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