論文詳細

人文社会科学系 大学院現代社会文化研究科 #紀要論文

The Efficacy of the Functional Load and L1 Background Principles’Predictions of the Development of Mutual Intelligibility during Interaction

AI解説:
本論文は、第二言語習得におけるinteraction hypothesis(相互作用仮説)を、L2英語の発音に関連づけて再検討する。焦点は、comprehensibility(理解しやすさ)やaccentedness(訛りの強さ)ではなく、intelligibility(話し手と聞き手が互いに理解できるか)に置かれている。先行研究では、相互作用(interaction)が言語発達を促進しうることが示されている一方で、著者らは、相互作用による向上(interactional gains)が、異なるphonemic contrast(音素対立)間でどのように異なりうるかを検討した研究はまれだと主張する。このギャップを埋めるため、本研究は、発音に関する2つの原理――(a) Functional Load(FL)原理(音素対立の重要性を、それがどれだけ語彙の区別に関与するかに結びつける)と、(b) L1 Background原理(L2のカテゴリーがL1のカテゴリーに同化されると困難が生じると予測する)――が、相互作用の中でどのphonemic contrastがより相互にintelligible(相互理解可能)になるかを予測できるかを検証する。中国語話者と日本語話者のペア(両者ともL2英語話者)を用い、FLの地位(high vs low)と、L1に関連する「problematicness(問題性)」(中国語/日本語学習者にとってproblematic vs non-problematic)が、相互作用による調整に対して特定の対立がどれほど抵抗的かを予測するかを問う。著者らは、high FLであり、かつL1-problematicでもある対立が、相互作用中にintelligibleになることに最も抵抗的だと仮説を立てる。
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著者名:
O'Neal George, Latham Lance
掲載誌名:
言語の普遍性と個別性
巻:
12
ページ:
1 - 22
発行日:
2021-03
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