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《授業実践報告》グループワーク基盤型オンライン授業の意義と可能性 : 2020年授業「生涯学習概論」受講学生の声から (特集 : オンライン時代の働き方・学び方・ライフ/キャリアデザインに向けて)

AI解説:
本稿は、2020年度に新潟大学で行われた「生涯学習概論」のグループワーク基盤型授業をオンラインで実施した際に、学生たちがどのような経験を持ち、それが今後の非対面教育活動にどのような示唆を与えるかを、学生の声から解明することを目的としている。新型コロナウイルスの感染拡大により、対面授業が困難となったため、オンラインでの授業を余儀なくされた背景がある。この授業は、「人の学びを支援することを学ぶ」という性格から、グループワークの要素をオンラインで維持することに挑戦した。
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著者名:
渡邊 洋子
掲載誌名:
創生ジャーナルHuman and Society
巻:
4
ページ:
16 - 34
発行日:
2021-03
著者による要約:
本稿は、2020年度に実施した新潟大学全学科目「生涯学習概論」におけるグループワーク基盤型授業のオンライン化が、受講学生にどのような経験として受け止められ、今後の非対面教育活動の展開にいかなる示唆を与えるものだったかを、受講学生自身の声から解明しようとするものである。筆者は1998年頃より「生涯学習概論」を担当してきたが、新型コロナ感染症の蔓延を受け、非対面での授業実施を余儀なくされた。本稿は、手探りで取り組んだオンラインによるグループワーク基盤型授業の概要、および受講学生のオンライン授業への振り返りの記述を手がかりに、その論点を整理したものである。
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