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《研究ノート》オンライン講義に対する学習者の認識調査 : Zoom型とYouTube型の比較分析 (特集 : オンライン時代の働き方・学び方・ライフ/キャリアデザインに向けて)

AI解説:
新潟大学では2020年から講義をオンラインで行うようにしました。特に創生学部では多くの講義がオンラインで実施されましたが、対面講義と比べてオンライン講義の効果に疑問が残る部分もあります。この研究の目的は、オンライン講義の「同期型(Zoom)(リアルタイムで行うオンライン講義のことです。Zoomというソフトを使って、講師と学生が同時に参加します。)」と「非同期型(YouTube)(録画された講義動画を後から視聴する形式のオンライン講義です。好きな時間に見ることができます。)」について、学生の感じ方の違いを調べることです。
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著者名:
田中 一裕
掲載誌名:
創生ジャーナルHuman and Society
巻:
4
ページ:
35 - 43
発行日:
2021-03
著者による要約:
2020年度当初より新潟大学では、全ての講義のオンライン化を進め、創生学部でもほとんどの講義をオンラインで実施した。実施側の教員だけではなく、受講側の学生もこのような取り組みに対して不慣れのなかで進めていくことになった。後期には、実習・実験など一部の講義は対面となったが、それ以外の講義はオンラインで実施した。教員・学生側ともオンラインによる講義に慣れてはきたが、対面で実施する講義と比較してまだまだ有効な講義を実施しているとは言えない状況にある。本報告では、本学が実施しているオンライン講義の同期型(Zoom利用)と、非同期型(YouTube利用)における学生の講義に対する認識の違いを明らかにするため、創生学部「リテラシー応用E」(対象2年生中心)の講義(8回/16回)終了後にアンケート調査を実施した。このアンケート調査の分析から、2つのオンライン講義型に対する認識についての分析、考察をおこなう。
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