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人文社会科学系 経済科学部 #紀要論文

批判的実在論が捉える「科学的発見」と「もっともらしい説明」 : 客観性と主観性の対立を乗り越えた先にある科学研究のメタ理論と方法論

AI解説:
従来の社会科学の分野では、客観主義と主観主義、または構造と人間主義との間で対立が続いており、これらを統合しようとする試みが多く存在してきました。例えば、Anthony Giddensの構造化理論やBerger & Luckmannの社会的世界の構築のプロセスなどがその代表例です。しかし、これらの理論は批判的実在論から見れば概念的に不完全だとされています。近年、特に連合王国を中心に、これらの対立を乗り越えた「批判的実在論」というメタ理論が発展してきました。本論文では、批判的実在論がどのように「社会的世界のリアリティ」を捉え、客観主義と主観主義の対立をいかにして乗り越え、新たな社会科学のメタ理論として確立しようとしているのかを論じることを目的としています。
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著者名:
曾 國哲, 岸 保行
掲載誌名:
新潟大学経済論集
巻:
110
ページ:
35 - 66
発行日:
2021-03
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