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人文社会科学系 教育学部 #紀要論文

「爪痕(を残す)」の「新用法」に関する覚書 : 国語辞典の語釈の変遷の詳細と,岡田祥平(2021)以降の動向

AI解説:
現代日本語において、「爪痕」という語がどのような意味を持つのかについての理解が進んでいます。この語は元々「爪でかいた傷跡」を指すものですが、近年では「大きな事件や災害が残した被害や影響」という比喩的用法が広まっています。しかし、さらに新しい用法として「自分や自分のグループが強い印象を残す」という意味でも使われるようになってきました。この新用法が何時頃から見出せるのか、そしてなぜ生まれたのかを解明するために、本研究では各種国語辞典における「爪痕」の語釈の変遷を調査し、岡田が行った研究を補完する形で、最新の動向を分析しました。
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著者名:
岡田 祥平
掲載誌名:
新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編
巻:
14
号:
1
ページ:
27 - 39
発行日:
2021-10
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