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人文社会科学系 教育学部 #紀要論文

モデリングは児童の概念理解をどのように促すのか? : 小学校3年理科「光を調べよう」の単元を通して

AI解説:
平成29年告示の小学校学習指導要領により、小学校理科では「見通しをもって観察、実験を行うことなどを通して、自然の事物・現象についての問題を科学的に解決するために必要な資質・能力」の育成が目標として掲げられています。これに基づき、第4学年では「自然の事物・現象について追究する中で、既習の内容や生活経験を基に、根拠のある予想や仮説を発想し、表現すること」を目指しています。しかし、実際の学習状況を見ると、多くの児童が「予想の理由が分からない。なんとなくそう思っただけ。」と述べるなど、根拠のある予想を立てることに困難を感じています。この問題を解決するため、本研究ではモデリングを用いて児童に根拠のある予想や仮説の発想を促すことを目指します。モデリングとは、視覚的に捉えづらい自然現象を抽象化・簡略化することで、理解を深める活動です。
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著者名:
土佐 幸子, 森 悠人, 加藤 聡
掲載誌名:
新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編
巻:
14
号:
1
ページ:
115 - 127
発行日:
2021-10
著者による要約:
This study explores the question of how modeling promotes student conceptual understanding in elementary science education. In the unit of
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