論文詳細

人文社会科学系 教育学部 #紀要論文

越後路の篆刻家・山田寒山と片野松外の接点について

AI解説:
この論文は山田寒山と片野松外という二人の文人の関係について深く探求しています。山田寒山(一八五六〜一九一八)は愛知県出身の僧で、その多岐にわたる芸術活動が知られています。一方、片野松外(一八六一〜一九四一)は新潟県三条地区出身の教育者であり、詩書画に優れた文人でした。この論文の目的は、松外と寒山の関係を通じて、地域文芸発展に寄与した文人たちの隠れた業績を明らかにすることです。特に、松外を通じて寒山が越後路にまいた文化の種がどのように発芽し、中央文化が地方にどのように伝播したかを分析することが主な目的です。
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著者名:
岡村 浩
掲載誌名:
新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編
巻:
14
号:
1
ページ:
147 - 156
発行日:
2021-10
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