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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(医) #学位論文

日本人の母親において、抑うつ、不安、初産は、子へのボンディングに負の関連を示す

AI解説:
母子ボンディング障害(mother–infant bonding disorder)とは、自分の子どもに対する愛情的・情緒的な結びつきが損なわれた状態を指し、拒否や敵意を含む可能性がある。ボンディングの困難を早期に特定することは、児童虐待の予防や育児支援のために重要と考えられているため、介入可能なリスク因子を明らかにすることには臨床的意義がある。これまでのsystematic reviewでは、周産期うつ(peripartum depression)が母子ボンディングと負の関連を示すことが示されており、周産期不安(peripartum anxiety)も有害である可能性があるが、review間および個別研究間で結果は完全には一致していない。日本では、産後うつ(postpartum depression)がボンディング不良と関連するという証拠は比較的強い一方で、産後不安(postpartum anxiety)は研究が少なく、また出産経験(parity:初産婦 primiparity vs 経産婦 multiparity)と産後不安の関連は結果が分かれている。さらに、ボンディングとの関連において、うつと不安を同時に検討した研究は比較的少なく、サンプルサイズが限られていることが多い。そこで本研究は、日本人母親を対象に、初産婦が経産婦よりもボンディングが不良で不安・抑うつ症状が高いかどうか、また出産1か月後の母子ボンディングが、抑うつ、不安、初産であることと負に関連するかどうかを検証することを目的とした。
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著者名:
茂木 崇治
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