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人文社会科学系 大学院現代社会文化研究科 #紀要論文

シュタインヘーヴェル版イソップ寓話集の利瑪竇『畸人十篇』に与えた影響

AI解説:
「イソップ寓話」は、紀元前6世紀にギリシャのイソップが作った物語です。その後、いろいろな形でまとめられ、異なる文化で教訓的な物語として受け継がれてきました。特に、シュタインヘーヴェル版(15世紀にドイツで出版されたイソップ寓話のラテン語テキストをドイツ語に訳したもの。イソップ寓話がヨーロッパ各国に広がる基礎となった重要な作品です。)は15世紀にドイツで出版され、ラテン語のテキストをドイツ語に訳したものです。現代日本の「イソップ寓話集」は、多くがこのシュタインヘーヴェル版を基にしています。本論では、中国に初めてイソップ寓話が伝わった経緯と、そのヨーロッパでの伝来について考察することを目的としています。
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著者名:
石井 道子
掲載誌名:
環日本海研究年報
巻:
27
ページ:
22 - 33
発行日:
2022-03
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