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人文社会科学系 教育学部 #紀要論文

性的マイノリティに関する教育プログラムの有効性・受容性の検討 : 日本語文献と英語文献のシステマティックレビューの比較

AI解説:
21世紀に入り、性教育の重要性が国際的に注目されるようになっています。特に、世界性の健康学会(WAS)の「性の権利宣言」やUNESCOの包括的なセクシュアリティ教育(CSE)ガイダンス改訂版において、性教育を受ける権利が強調されています。CSEは子どもや若者に対して健康とウェルビーイング、尊厳を実現するための知識やスキルを提供することを目的としています。しかし、性的マイノリティに対する偏見は依然として存在し、彼らの権利は十分に認められていない状況です。性的マイノリティに関する教育プログラムの有効性を検証するための研究が必要とされていますが、その情報は限られています。本研究では、日本における性的マイノリティに関する教育プログラムの現状を明らかにし、Pampati et al. (2020) の先行研究と比較することを目的としています。
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著者名:
野崎 夏苗, 倉重 乾, 姜 静愛, 田中 恒彦
掲載誌名:
新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編
巻:
14
号:
2
ページ:
183 - 188
発行日:
2022-02
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