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人文社会科学系 教育学部 #紀要論文

ブータン音階と琉球音階の微分音程

AI解説:
日本の伝統的な音楽や民族音楽には微妙な音程感覚が存在し、それが私たちの日常生活にも影響を与えていることは広く知られています。これに対して、日本人特有の音程感覚を裏付ける研究や、他の地域の音楽における音程感覚についても多くの研究がなされています。本研究では、異なる地域の民族音楽に共通した音階が使われていることに着目し、「それぞれの民族音楽に見受けられる微分音的な特徴が音階に反映されているとしたら、同じ音階であってもその音程関係は微妙に異なってくる」という仮説を立てました。特に日本の代表的な音階である琉球音階とブータンの音階を比較することで、民族ごとの音程感覚の違いを明確にすることを目的としています。
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著者名:
鶏冠井 健人, 森下 修次
掲載誌名:
新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編
巻:
14
号:
2
ページ:
215 - 223
発行日:
2022-02
著者による要約:
The Bhutanese folk song
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