論文詳細

人文社会科学系 教育学部 #紀要論文

自然物に出会う幼児の自発的な表現に見える育ち

AI解説:
この研究の背景には、世界中で広がった感染症の影響で、子どもたちが外で遊ぶ機会が減り、自然と触れ合うことが少なくなったことがあります。特に、他の人や自然と接する機会が減ったことが、子どもの成長に悪い影響を与えている点が問題とされています。また、学校では「GIGAスクール構想(一人一台のコンピュータ端末を使って、教育のICT(情報通信技術)化を進める取り組みです。)」や「STEAM教育(科学、技術、工学、芸術、数学を統合した教育のことです。これにより、創造力や問題解決能力を育てます。)」が進められていますが、これも自然から離れた環境で行われがちです。そこで、新潟大学長岡附属三校園は「統合的な学び」を通じて、子どもが主体的に学ぶことを目指し、持続可能な社会の実現を目指す研究を行っています。この研究は、コロナ禍での生活環境の変化と子どもたちへの影響を理解し、自然との関わりを大切にした教育環境の重要性を再確認することを目的としています。
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著者名:
柳沼 宏寿, 名塚 裕子
掲載誌名:
新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編
巻:
14
号:
2
ページ:
315 - 323
発行日:
2022-02
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