論文詳細

人文社会科学系 法学部 #紀要論文

楊洲周延の全体像をもとめて(上) : 統計的分析補論 : 明治浮世絵の社会科学的考察試論

AI解説:
本論文の背景として、明治浮世絵が明治20年代半ば(1890年代初め)までの時代において優秀な報道メディアとしての価値を持っていた点が挙げられます。明治浮世絵は西南戦争や巡幸、博覧会、帝国議会開催など多岐にわたるテーマを扱い、日清戦争がその制作のカンフル剤となったことが知られています。本稿の目的は、楊洲周延を中心とする明治浮世絵の社会・政治的分析を行うことであり、その作品を数値化し、生涯にわたる作品の構成と変遷を現実の歴史過程と関連付けて分析することにあります。
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著者名:
真水 康樹
掲載誌名:
法政理論
巻:
54
号:
3-4
ページ:
37 - 85
発行日:
2022-03
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