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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(歯) #紀要論文

ラット実験的根尖性歯周炎成立過程における血管新生関連因子の発現

AI解説:
血管新生は既存の血管から新たな血管が分枝することで血管網の新たな構築が生じる現象であり、慢性炎症や創傷治癒、腫瘍増大など多くの生理的・病理的過程で重要な役割を果たします。特に根尖性歯周炎の病変部では、VEGFやMMPsといった血管新生関連物質が検出され、肉芽組織形成に関与していると推測されていますが、この分野の知見はまだ十分ではありません。本研究の目的は、根尖性歯周炎における血管内皮増殖因子受容体(VEGFR2)、Bcl-2、CXCL1、およびCXCR2の発現状況を組織学的・分子生物学的に調査し、これらの因子が病態の進行にどのように関与しているかを明らかにすることです。
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著者名:
山中 裕介
掲載誌名:
新潟歯学会雑誌
巻:
43
号:
1
ページ:
65 - 66
発行日:
2013-06
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