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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(歯) #紀要論文

マウス臼歯他家移植後の免疫細胞によるGM-CSFおよびオステオポンチンの発現は象牙芽細胞の分化に先立つ

AI解説:
歯の再植後の歯髄治癒過程において、歯髄内に形成される硬組織(骨と象牙質)は、歯髄・象牙質界面に出現する樹状細胞や破骨細胞の影響を受けることが知られています。しかし、歯の損傷後に免疫細胞がどのように象牙芽細胞や骨芽細胞の分化を調節しているのかについての詳細な機構は未解明です。特に、歯の発生過程で重要な役割を果たす内エナメル上皮や基底膜が損傷後の歯髄治癒過程においては存在しないため、代替となる基質や細胞の役割が焦点となります。この研究の目的は、歯の損傷後の歯髄治癒過程における象牙芽細胞の分化機構を解明することです。
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著者名:
斎藤 浩太郎
掲載誌名:
新潟歯学会雑誌
巻:
44
号:
1
ページ:
49 - 50
発行日:
2014-06
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