論文詳細

医歯学系 大学院医歯学総合研究科(歯) #紀要論文

ラット炎症歯髄に対する薬物輸送担体を介したProstaglandin E_2輸送経路解析

AI解説:
薬物輸送担体(トランスポーター)(薬や体内で働く物質を細胞の中や外に移動させる役割を持つタンパク質です。)は、薬や体内で働く物質が細胞の中や外に移動するのを助ける大事な役割を持っています。特に、歯髄(歯の中にある柔らかい組織で、血管や神経が含まれています。)(歯の中の柔らかい部分)に多くのトランスポーターがあることがわかっていますが、その具体的な働きや仕組みはまだわかっていません。一方、PGE2(体の炎症反応に関わる重要な化学物質です。)という物質は体の炎症反応に関わる重要な化学物質で、歯髄の炎症にも関係していることが報告されています。このPGE2の移動にはMrp4やPgtというトランスポーターが関わっていて、炎症の調節に大事な役割を持っているかもしれません。そこで、この研究では歯髄炎症の時にPgtとMrp4がPGE2をどのように運ぶかを調べることを目的としました。
AI解説を見る
著者名:
大倉 直人
掲載誌名:
新潟歯学会雑誌
巻:
44
号:
2
ページ:
117 - 118
発行日:
2014-12
新潟大学学術リポジトリリンク: