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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(歯) #紀要論文

歯根膜ルフィニ神経終末の再生過程におけるASIC3発現様式の変化

AI解説:
酸感受性イオンチャネル(acid-sensing ion channels: ASICs)はENaC/DEGスーパーファミリーの一員で、哺乳類の中枢および末梢神経系に広く分布している。先行研究により、神経のASICs、特にASIC3は酸の感知や、侵害受容(nociception)や機械受容(mechanoreception)などの感覚機能と関連することが示されている。ASIC3は複数の機械感覚構造や、機械刺激および侵害刺激の信号を変換・調節に関わる三叉神経ニューロンで検出されている。歯根膜は、一定の咬合力にさらされ高度にリモデリングされる結合組織であり、機械受容性の特殊終末を含む豊富な感覚神経支配を有する。形態学的研究から、歯根膜Ruffini終末はこの組織における主要な機械受容器であることが示されており、複数の損傷モデル(下歯槽神経(inferior alveolar nerve: IAN)切断を含む)では、これらの終末が顕著な神経可塑性を示し、除神経後にも形態学的に回復し得ることが示唆されている。健常な歯根膜Ruffini終末でASIC3の免疫反応性は報告されていたが、末梢神経再生の過程でASIC3の局在がどのように変化するかは不明であった。そこで本研究は、ラットのIAN切断後の再生過程において、歯根膜および三叉神経節の双方でASIC3発現の経時的変化を追跡し、再生するRuffini終末においてASIC3が担う可能性のある役割を明らかにすることを目的とした。
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著者名:
井表 千馨, 齋藤 功
掲載誌名:
新潟歯学会雑誌
巻:
45
号:
1
ページ:
7 - 17
発行日:
2015-06
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