論文詳細

自然科学系 理学部 #紀要論文

Permian spicular chert from the east of Mt. Asahi-dake, Itoigawa City, Niigata Prefecture, Japan

AI解説:
生物起源チャート(放散虫や海綿動物を主な起源とする珪質の堆積岩)は、日本列島のペルム紀およびジュラ紀の付加体における主要構成要素であり、その岩相学的特徴は繰り返し記載・比較されてきた。これに対し、これらの付加体から得られる孤立した珪質の海綿骨針(spicules)に関する証拠基盤は限られており、日本では放散虫研究が広範に進展し、ペルム紀〜ジュラ紀の放散虫生層序帯(biozonation)が確立しているにもかかわらず、公表された画像や詳細な記載は比較的少ない。こうした不均衡を踏まえ、著者らは2021年8月の共同野外調査で、新潟県糸魚川市の朝日岳(Mt. Asahi-dake)東方に新たに見出したspicular chert(骨針に富むチャート)の露頭を報告する。本論文の主目的は、このチャートから回収された孤立した珪質骨針(少数の放散虫を伴う)を記載し、本産地における骨針の産状と形態についての基礎的な記載情報を提供するとともに、他のペルム紀珪質層序との比較を後押しすることである。
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著者名:
Ito Tsuyoshi, Ogawara Takahiko, Katori Takuma, Matsuoka Atsushi, Kurihara Toshiyuki, Nakamura Yoshihiro, Yoshida Takumi, Suzuki Keisuke, Kawaguchi Yukihiro
掲載誌名:
Science reports of Niigata University. (Geology)
巻:
37
ページ:
1 - 14
発行日:
2022-03
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