論文詳細

医歯学系 大学院医歯学総合研究科(歯) #紀要論文

IFT関連タンパク質変異による異所性の骨形成は口蓋裂を誘発する

AI解説:
口蓋裂は頻度の高い先天奇形のひとつであり、その発生は厳密な分子メカニズムによって制御されています。一次繊毛は脊椎動物のほとんどの体細胞に存在する細胞小器官であり、その機能異常は様々な疾病(繊毛病)を引き起こします。多くの繊毛病患者で口蓋裂が認められるため、一次繊毛の機能異常と口蓋裂発症には関連があると考えられていますが、その具体的な役割は明らかにされていません。本研究の目的は、一次繊毛を構成するIft88タンパクの欠損が口蓋発生にどのような影響を与えるかを明らかにすることです。
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著者名:
渡部 桃子
掲載誌名:
新潟歯学会雑誌
巻:
47
号:
1
ページ:
45 - 46
発行日:
2017-07
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