論文詳細

人文社会科学系 人文学部 #紀要論文

The impact of two phonetic features on intelligible speech among ELF users

AI解説:
発音指導では、母語話者のアクセントを目指すよりも、聞き手が話し手の意図したメッセージを理解できることとしての「intelligibility(了解可能性)」を重視する傾向が強まっている。しかし、特に英語を国際共通語として用いるEnglish as a lingua franca(ELF)の状況(L2話者どうしのやり取りが多い状況)では、どの発音特徴が了解可能性を最も強く支えるのかについて、依然として大きな意見の相違がある。シラバス設計をめぐる提案としては、Lingua Franca Core、functional load principle、local varieties(地域変種)への注目などがあるが、これらの枠組みは、音素的特徴(語の意味の対立を示す)と音声的特徴(それ自体は意味の対立を示さない)のどちらが相対的に重要かを明確に示していない。本論文は、音声的特徴でありながら了解可能性に影響すると主張されてきた2つの特徴、(1) 母音長の変動(特に語末の有声子音 vs. 無声子音の前での違い)と、(2) 語頭の閉鎖音におけるaspiration(帯気)のパターンに焦点を当てる。先行研究の知見は一貫せず、またJenkins(2000)の主張は実験的に検証されていないため、本研究では実験手法により、母音長の変動がELF使用者間の了解可能性に影響するか(H1)、およびaspirationの変動がELF使用者間の了解可能性に影響するか(H2)という2つの仮説を検証する。
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著者名:
O'Neal George
掲載誌名:
新潟大学言語文化研究
巻:
26
ページ:
1 - 10
発行日:
2024-01
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