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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(医) #学位論文

ICRおよびNOD/Shiマウスにおけるカドヘリン23の加齢性難聴アレルによる難聴の重篤度の影響

AI解説:
本論文は、難聴(hearing loss: HL)を、先天性難聴、早期発症難聴、加齢性難聴に対する遺伝的寄与を含む、多因子性で非常に頻度の高い疾患として扱う。実験用マウスでは、自然に存在する遺伝子変異がHLを引き起こすだけでなく、その重症度を修飾することもあり、マウス系統はHLの発症と進行に対する遺伝的寄与を解明するうえで有用である。多くの系統で特に影響の大きい修飾因子として、cadherin 23の加齢性難聴アレル(Cdh23ahl)がある。これはスプライス部位の変異(exon 9の最終塩基におけるグアニンからアデニンへの置換)で、exon 9の部分的スキップを引き起こし、より早期かつ重症のHLと関連するが、その機序は未解明である。本研究は、早期にHLを示す2系統、すなわち早期発症の高周波難聴(high-frequency hearing loss: HFHL)を呈するoutbredのJcl:ICR(ICR)系統と、ICR由来で1型糖尿病モデルとして用いられ、生後1か月までに全周波数で重度のHLを示すinbredのNOD/ShiJcl(NOD/Shi)系統において、Cdh23ahlがHL重症度にどの程度強く寄与するかを検証することを目的とした。著者らは、ゲノム編集によりCdh23ahlを野生型アレル(Cdh23+)へ戻すことで、各系統のHLがどの程度Cdh23ahlで説明できるかを明らかにし、各遺伝的背景に追加のリスクアレルが存在する可能性を推定しようとした。
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著者名:
コウ セツカン
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