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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(医) #学位論文

膀胱癌の細胞保護的オートファジーの標的化がGSK-3β阻害のもたらすアポトーシスと増殖遅延を増強する検討

AI解説:
膀胱がん(bladder cancer: BC)は、その多くを占める尿路上皮がん(urothelial cancer: UC)を中心として、がんによる罹患と死亡の主要な原因であり続けている。特に局所進行または転移性の病態では、多角的治療(multimodality treatment)を行っても転帰が不良である。免疫チェックポイント阻害(例:pembrolizumab)は、特定の状況では化学療法に比べて奏効率を改善したものの、進行BCの全生存期間は依然として非常に低く、新たに、より有効で、場合によってはより費用対効果の高い治療戦略が求められている。著者らは以前、グリコーゲン合成酵素キナーゼ-3β(glycogen synthase kinase-3β: GSK-3β)をBCの治療標的として提案し、薬理学的なGSK-3β阻害がアポトーシスを増強する一方でオートファジーも誘導し、chloroquineによるオートファジー遮断が抗腫瘍効果を強め得ることを報告していた。しかし、UC細胞においてGSK-3β阻害がオートファジーを誘導する機序は明確になっていなかった。そこで本研究は、(i) BC細胞においてGSK-3β阻害薬が誘導するオートファジーの特徴づけ、(ii) このオートファジーが本状況で生存促進(pro-survival)か細胞傷害性(cytotoxic)かの判定、(iii) TFEBの核移行(nuclear translocation)およびAMPK–ULK1 axisに焦点を当て、関与する制御経路の検討、を目的とした。
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著者名:
白野 侑子
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