論文詳細

自然科学系 工学部 #学術雑誌論文

Deforestation detection using scattering power decomposition and optimal averaging of volume scattering power in tropical rainforest regions

AI解説:
熱帯林は炭素の貯蔵、生物多様性、そして生態系の安定性にとって中心的な存在であり、その喪失は気候変動とそれに伴う災害の一因となる。パリ協定やREDD+などの国際的な仕組みは、排出回避量を定量化し、その実現を促すために、正確かつ迅速な森林モニタリングに依存している。光学衛星プロダクト(例:Landsatに基づくGlobal Forest Change)は全球的な森林減少マッピングを提供するが、熱帯では恒常的な雲に妨げられ、一般に時系列処理に依存する。Synthetic aperture radar(SAR)は雲の影響を受けずに観測でき、運用システム(例:JJ-FAST、RADD)ではすでにdual-polarization SARの時系列が用いられているものの、通常は各偏波を別々に解析し、完全なpolarimetricな関係性を活用していない。本論文は、熱帯雨林地域における森林伐採(deforestation)の検出性能を改善することを目的とし、(i) L-bandのquad-polarimetric SAR(POLSAR)を散乱パワー分解(scattering power decomposition)により活用し、森林構造の指標としてvolume scatteringに着目すること、(ii) 「最適な」アンサンブル平均(ウィンドウサイズ)が、自然林においてvolume scattering powerをより診断的に支配的な指標へと高めうるかを検討すること、の2点を掲げる。加えて、季節・時間的変動に対する頑健性を評価し、dual-polarizationデータへの拡張可能性も探っている。
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著者名:
Sugimoto Ryu, Kato Soushi, Nakamura Ryosuke, Tsutsumi Chiaki, Yamaguchi Yoshio
掲載誌名:
Remote Sensing of Environment
巻:
275
ページ:
113018
発行日:
2022-06-15
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