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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(歯) #学位論文

初期エナメルう蝕病変に対する歯面被覆材料の抗バイオフィルム効果および歯面脱灰抑制効果

AI解説:
う蝕(dental caries)の予防には、う蝕原性バイオフィルムを抑えることと、カルシウム(Ca)およびリン酸(P)イオンが局所に存在することによってエナメル質の再石灰化を促進することの両方が重要であり、鉱物とフッ化物の相互作用によって脱灰を減らせることから、フッ化物はゴールドスタンダードとみなされている。しかし、唾液環境は動的であるため、フッ化物はエナメル質上での保持が不十分となり効果が限定される可能性があり、また過剰なフッ化物使用は毒性を有する。このため、歯面での保護効果を長持ちさせる、あるいは局在化させる方法が求められている。近年開発された歯科用コーティング材料は、主として象牙質知覚過敏を目的としているが、イオン放出フィラーや機能性モノマーを含み、再石灰化やバイオフィルム制御に寄与すると期待されている。一方で、これらのコーティングが初期エナメル質病変に及ぼす作用機序や相対的効果は十分に明らかではない。そこで本研究では、活性成分の異なる3種類の材料—PRG Barrier CoatTM(PRG)、BioCoat CaTM(BioC)、およびFluorDental JellyTM(FluorJ;2% sodium fluoride、9000 ppmを陽性対照として使用)—を評価し、modified Robbins device(MRD)フローセルシステムを用いた初期エナメル質病変モデルにおいて、Streptococcus mutansバイオフィルム形成の抑制能と脱灰抑制能を検討した。
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著者名:
Kornsombut Niraya
発行日:
2025-03-24
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