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自然科学系 工学部 #学術雑誌論文

Seasonal Variation of Tritium and Major Elements in Snow and Precipitation in Niigata, Japan

AI解説:
本論文は、大気条件の変化に伴って降水の化学組成がどのように変動し、その変動が気団輸送について何を示唆するのかを扱う。降水化学は、人為起源排出の変化や大気中での変質(変換)過程の変化、さらに大気におけるより広範な生物地球化学循環の変動を捉える感度の高い指標として位置づけられている。この文脈のもとで、著者らは水文学的トレーサーとしてのトリチウム(³H または T)に注目し、海洋起源と大陸起源の影響を補完的に示す指標として主要無機イオンに着目する。天然に存在するトリチウムを用いて降水の年変動または季節変動パターンを解明した先行研究は限られていることを指摘し、トリチウムと主要イオン化学を組み合わせることで気団の変質パターンを明らかにできると提案する。新潟市は、冬季モンスーン条件により日本海からの強い風が吹くこと、また隣接する大陸から輸送される排出の影響を受け得ることから、とくに情報量の多い受け手地点(receptor site)として提示される。そこで本研究は、新潟における雨および雪中のトリチウムと主要イオンの短期(1時間〜数時間)変化を特徴づけ、後方軌跡解析(backward trajectory analysis)により気団起源と関連づけることを目的とする。
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著者名:
Jiao Yurong, Imaizumi Hiroshi, Kano Naoki
掲載誌名:
Journal of Environmental Science and Engineering
巻:
1
号:
10A
ページ:
1218 - 1225
発行日:
2012-10
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