論文詳細

医歯学系 大学院医歯学総合研究科(歯) #紀要論文

健常者における押しつぶしと嚥下の生体力学的評価

AI解説:
舌は咀嚼、嚥下、発話、呼吸を含む顎口腔運動において重要な役割を担っています。特に摂食時には、食品の取り込みや食塊形成、嚥下時の食塊の移送などにおいて、適切な舌運動が求められます。しかし、舌運動や舌筋活動の定量化は十分に行われておらず、舌の構造や動きの自由度の高さがその要因となっています。近年、舌機能の評価に口蓋に対する舌圧計測が利用され始めており、我々は薄いセンサーシートを用いた舌圧計測システムを開発しました。本研究では、物性の異なるゼリーや液体を摂取した際の舌圧および嚥下内視鏡記録を通して、舌運動の生体力学的評価を行うことを目的としました。
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著者名:
林 宏和
掲載誌名:
新潟歯学会雑誌
巻:
42
号:
2
ページ:
131 - 132
発行日:
2012-12
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