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医歯学系 大学院医歯学総合研究科(歯) #紀要論文

閉経前後の女性における歯槽骨微細構造と骨代謝マーカーの相関関係(学位研究紹介)

AI解説:
骨粗鬆症は骨が脆くなり骨折し易くなる疾患であり、とりわけ閉経後の女性においてはエストロゲン欠乏により骨代謝回転が亢進し、骨量が急速に減少することが問題となっています。現在、骨粗鬆症は主に腰椎などの骨密度低下により診断されていますが、骨密度が低下する前の早期段階で微細な骨構造の変化を検出することで、より効果的に予防できる可能性があります。そこで、本研究では、インプラント治療で破棄される歯槽骨を利用し、μCTを用いてその微細構造を観察することで、歯槽骨の海綿骨が全身の骨代謝状態を反映し、骨粗鬆症の早期診断に役立つかどうかを検討します。
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著者名:
三上 絵美
掲載誌名:
新潟歯学会雑誌
巻:
42
号:
1
ページ:
53 - 54
発行日:
2012-06
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