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人文社会科学系 教育学部 #紀要論文

二塩基酸の中和滴定曲線の解析と酸解離定数の測定 : pHメーターを用いた無機分析実験の教材化

AI解説:
この研究の目的は、二塩基酸の中和滴定(酸と塩基が反応して中和するまでの過程を測定し、濃度を求める方法です。)曲線を解析し、酸解離定数(酸がどれだけ解離しやすいかを示す指標で、pKaという値で表されます。低いほど強い酸です。)(pKa1、pKa2)を決定することです。酸と塩基、pHの基本概念は小中学校で学びますが、高校ではさらに詳しい内容を扱います。学生がこれらの概念を深く理解するためには、実際に実験を行うことが重要です。これまでの研究は一塩基酸に焦点を当てていましたが、今回はさらに進んで二塩基酸を研究し、データ解析理論やデータ処理技術の向上を目指しています。
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著者名:
五十嵐 智志
掲載誌名:
新潟大学教育学部研究紀要 自然科学編
巻:
10
号:
2
ページ:
135 - 143
発行日:
2018-03
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