論文詳細

人文社会科学系 教育学部 #紀要論文

美術鑑賞における〈対話〉の相手は誰か : レヴィナスの他者論と芸術論からの考察

AI解説:
近年、美術教育の学会では鑑賞教育により力を入れるべきだという意見が増加しているが、実際の現場では「表現」に偏った教育が行われている。これには目に見える成果が重視されることや、鑑賞が内面的な活動であるため評価が難しいことが影響している。また、「美術鑑賞」が何であるかが曖昧なままであることも一因である。本論文の目的は、レヴィナスの他者論と芸術論を通じて、鑑賞教育における美術作品との関係について新たな視点を提供することである。
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著者名:
佐藤 哲夫
掲載誌名:
新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編
巻:
10
号:
2
ページ:
489 - 494
発行日:
2018-03
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