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人文社会科学系 経済科学部 #紀要論文

消費税法における簡易仕入税額控除制度の問題と限界 : 人件費アプローチに基づく特例措置の提言

AI解説:
本論文では、消費税の創設時に中小事業者の事務負担を軽減するために設けられた簡易仕入税額控除制度(簡易課税制度)に焦点を当て、その問題点と限界を明らかにし、新たな特例措置を提言することを目的としています。現行の簡易課税制度の枠組みでは、改正を重ねても根本的な問題解決が難しいとされ、特に中小事業者の転嫁困難性による損税の負担を解消または軽減することが目的の一つとして認められる形での制度再構築を目指しています。
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著者名:
藤巻 一男
掲載誌名:
新潟大学経済論集
巻:
104
ページ:
77 - 115
発行日:
2018-03
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