論文詳細

人文社会科学系 経済科学部 #紀要論文

Determinants of Personality Traits of School-Age Children : Evidence from Japanese Students at Age 12

AI解説:
本論文は、self-control(自己制御)、self-esteem(自尊感情)、personality traits(パーソナリティ特性)といった非認知能力が、その後の社会的・経済的な結果を強く予測するという経済学における合意が高まりつつあることを背景としている。先行研究はまた、子ども期の家庭環境やスポーツなどの活動が、これらの特性の形成に寄与することを示唆している。しかし日本に関する証拠は比較的限られており、成人期に回顧的に収集された報告に依拠する研究が多く、想起(recall)に伴うバイアスが入り得る。こうした状況を踏まえ、本研究は12歳時点で同時点的に収集されたデータを用い、日本の子どものパーソナリティ特性の決定要因を特定することを目的とする。中心的な目的は、「education production function(教育生産関数)」の回帰で一般に用いられる変数(例:親の学歴、きょうだい、教育支出)が子どものパーソナリティ特性をどの程度説明できるか、さらに子どもの日常行動や親の態度・実践の指標を加えることで説明力が向上するかを評価する点にある。加えて、パーソナリティ特性の相関要因が性別によって異なるかどうかも検討する。
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著者名:
Hojo Masakazu
掲載誌名:
新潟大学経済論集
巻:
103
ページ:
77 - 97
発行日:
2017-09
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