論文詳細

人文社会科学系 経済科学部 #紀要論文

三條機械のMBOとアクティビスト・ファンド

AI解説:
この論文の目的は、新潟県三条市に本社を置く株式会社三條機械製作所がマネジメント・バイアウト(MBO)によって上場廃止に至る過程を、コーポレート・ガバナンスを含む広義のコーポレート・ファイナンスの視点から検討することである。MBOとは、経営陣が自らの資金で自社の株式を買収し、会社の経営を続けるための手法である。三條機械は、日本におけるたばこ製造用機械や自動車部品、工作機械などの分野で大手企業であり、そのMBOの背景と目的を明らかにすることで、地域企業のコーポレート・ガバナンスへの影響を考察する。
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著者名:
齋藤 達弘
掲載誌名:
新潟大学経済論集
巻:
99
ページ:
171 - 210
発行日:
2015-09
著者による要約:
2011年12月2日,三條機械がMBO(経営陣が参加する自社買収)を発表した.三條機械は新潟県三条市に本社を置く機械・鍛造メーカーで,たばこ製造用機械および装置の分野では日本における最大手である.この論文の目的は,三條機械がMBO により上場廃止に至る過程をコーポレート・ファイナンスの視点から検討することにある.50 年を超える上場企業としての歴史を持つものの,20 年以上もの間,株主の期待に沿えない状態が続いていた三條機械を,アクティビスト・ファンドがMBO による上場廃止へと駆り立てた事例である.
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