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人文社会科学系 経済科学部 #紀要論文

中山間地におけるソーシャル・キャピタルと地域活性の関係性についての研究 : 新潟県小千谷市を事例に

AI解説:
日本の山間部や田舎の地域では、人口が減り、高齢者が増えてしまい、地域の活動や助け合いなどがうまくいかなくなっています。そのため、地域が元気を失って、続けていくのが難しい「限界集落(人口が減って高齢化が進み、地域の基本的な機能が維持できなくなっている集落のことです。)」がたくさんあります。また、市町村が合併したり、学校の区分が変わったりして、伝統的な行事が行われなくなったり、地域の人が集まる場所がなくなったりしています。こうした状況の中で、地域が自分たちで活性化を図ることが必要であり、「ソーシャル・キャピタル(人々の信頼関係や共有する価値観、人々をつなぐネットワークのことです。これが豊かだと、地域の人々が協力しやすくなり、地域の発展に役立ちます。)(社会関係資本)」が重要とされています。この研究の目的は、都会と田舎のソーシャル・キャピタルの特徴を明らかにして、それぞれの地域を元気にするための提案をすることです。
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著者名:
八木 敏昭, 長尾 雅信, 山崎 義広
掲載誌名:
新潟大学経済論集
巻:
98
ページ:
121 - 148
発行日:
2015-03
著者による要約:
This study investigates the relationship between social capital and regional activity at intermediate and mountainous rural region. Using structural equation modeling (SEM) , the causal structure model of social capital and the regional activity is shown. In a case study of Ojiya City, regional activity structure is necessary to consider the model separately in urban area and intermediate and mountainous rural region. As a result, citizen
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