論文詳細

人文社会科学系 経済科学部 #紀要論文

A Note on Profitable Mergers in a Hierarchical Stackelberg Model

AI解説:
本論文は、数量競争を行う階層的Stackelberg model(HSM)において、水平的な合併(horizontal merger)が利益をもたらすかどうかを検討する。ここでは、(外生的に与えられた行動順序を除けば)同一の複数企業が産出量を逐次的に選択し、均衡はサブゲーム完全均衡である。先行研究では、HSMの結果をCournotと比較し、価格・総余剰・総利潤への含意が強調されてきた一方、HSM内での合併の収益性は直接にはほとんど扱われてこなかった。本研究の動機は、寡占モデル間で合併結果が対照的である点にある。Cournot競争では、合併後の企業が非常に大きな市場シェアを得ない限り合併はしばしば非収益的であるのに対し、2段階のStackelberg設定では、特定の合併(例:leader–follower)が収益的である。本論文は、合併収益性の分析をn-hierarchical Stackelbergの枠組みに拡張することを目的とする。まず一般的な需要関数の下で何が示せるかを検討し、その後、線形・凹・凸の逆需要の曲率を包含するよう設計された需要クラスに移り、線形需要のベンチマークよりも一般的な形で「どの合併も収益的である(any merger is profitable)」を示せるかを確かめる。
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著者名:
Hamada Kojun
掲載誌名:
新潟大学経済論集
巻:
86
ページ:
1 - 18
発行日:
2009-03
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