論文詳細
人文学部
#紀要論文
Foreign students as tutors for 2 FL classes? : exploring some new paths in second foreign language education : 2 FL Chats in FL Salc at Niigata University
- AI解説:
- 本論文は、新潟大学附属図書館内のFL Salc(Foreign Language Self Access Learning Center)における「第二外国語チャット(second foreign language chats:2 FL chats)」を、通常の第二外国語(2 FL)授業を補完する自律学習の一形態として検討する。著者らが以前に行った「留学生を2 FL授業に統合する」研究を踏まえつつ、本研究では、学期中に多くの2 FL言語(および英語)で通常週1~2回実施される、授業外の任意参加による少人数のスピーキング・セッションへと焦点を移す。プログラムは、(1) 授業時間が限られる中で追加のスピーキング練習の機会を提供すること、(2) 交流協定の増加と受入留学生の増加を背景に、留学生の母語がしばしば学習目標言語と一致する点を活用すること、という2つの制度上のニーズから生まれた。著者らの目的は、2 FL chatsがどのように機能し、2つの集団—日本人の参加学生と、有償のTeaching Assistants(TA)としてチャットを進行する外国人交換留学生—によってどのように認識されているかを明らかにすることである。中心的な目的として、参加が留学意図と関連するか、またチャットが言語発達だけでなく異文化理解やより広い「グローバル」スキルにも寄与しうるかを探る。
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人文学部
#紀要論文
Foreign students as tutors for 2 FL classes? : exploring some new paths in second foreign language education : 2 FL Chats in FL Salc at Niigata University
AI解説
- 背景と目的:
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本論文は、新潟大学附属図書館内のFL Salc(Foreign Language Self Access Learning Center)における「第二外国語チャット(second foreign language chats:2 FL chats)」を、通常の第二外国語(2 FL)授業を補完する自律学習の一形態として検討する。著者らが以前に行った「留学生を2 FL授業に統合する」研究を踏まえつつ、本研究では、学期中に多くの2 FL言語(および英語)で通常週1~2回実施される、授業外の任意参加による少人数のスピーキング・セッションへと焦点を移す。プログラムは、(1) 授業時間が限られる中で追加のスピーキング練習の機会を提供すること、(2) 交流協定の増加と受入留学生の増加を背景に、留学生の母語がしばしば学習目標言語と一致する点を活用すること、という2つの制度上のニーズから生まれた。著者らの目的は、2 FL chatsがどのように機能し、2つの集団—日本人の参加学生と、有償のTeaching Assistants(TA)としてチャットを進行する外国人交換留学生—によってどのように認識されているかを明らかにすることである。中心的な目的として、参加が留学意図と関連するか、またチャットが言語発達だけでなく異文化理解やより広い「グローバル」スキルにも寄与しうるかを探る。
- 主要な発見:
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参加データと参加者の報告から、2 FL chatsは非常に人気が高く、有益だと広く認識されていることが示唆された。数値的には、プログラムは2012年春学期の試行的なフランス語チャット(6回;参加者延べ12名)から、2014年春学期にはフランス語・ドイツ語・中国語・韓国語で学期あたり50回へと拡大し、外国人学生11名が担当、参加者は延べ294名に達した(特にドイツ語ではリピート参加が含まれる点に留意が必要)。2014年7月の質問紙(56件)では、人文学系の学生が最大の参加層であること、チャットには初級者だけでなく中級・上級学習者も参加していることが示された。また、定期開催されていたドイツ語・フランス語・中国語のチャットでは、回答者全員が留学経験・留学予定・または少なくとも関心を有しており(「関心なし」を選んだ者はいなかった)。ただし著者らは、これらの量的パターンから「チャットが留学動機を高める」とは確定できない点を強調する。むしろ面接分析(半構造化インタビュー8件)からは、留学への動機づけがチャット参加に先行する場合が多い一方で、チャットは(交換留学生との友人関係、帰国者を含む他の日本人学生からの助言・情報といった)関係性を通じて、また目標言語技能の向上・維持が感じられることを通じて、既存の動機を強めうる「刺激」を与える可能性が示唆された。さらに、カリキュラムが初級科目中心であるため、帰国者が留学後に適切な授業を見つけられない状況において、チャットが事実上、上級レベルの2 FL指導の代替になっている可能性も示された。外国人学生側(ドイツ人学生8名のフィードバックコメント+ドイツ語チューター2名への面接1件)からは、チャットは教員不在の低圧なピアベースの場であり、真正なコミュニケーション、学習者の反応に応じた内容、文化交流、ときに持続的な友情を可能にすると述べられた。加えてチューターは、異文化理解、コミュニケーション実践、自身の文化的背景に対する省察的な気づきに関して、大きな獲得があったと認識していた。
- 方法論:
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本研究は、プログラムの記述に加え、著者主導の2つの実証的分析(異なる視点を対象)を組み合わせている。第一に、Komagataが、日本人参加者の認識と、チャット参加と留学との関係を、混合研究法で検討した。量的には、2014年7月に実施された2 FL chatセッションの参加者全員に対し、各参加者が1回回答する形で10項目の質問紙を配布し、ドイツ語・中国語・フランス語および特別実施の韓国語2回分を含む計56件の回答を得た。分析では、参加者特性(学部所属)、目標言語の学習期間、留学経験/予定/関心(複数選択式の項目)に焦点を当てた。質的には、Komagataが日本人チャット参加者8名に半構造化の個別面接(2014年9~11月)を行い、留学動機とチャット評価を中心に聞き取った。面接データはModified Grounded Theory Approach(M-GTA)で分析され、分析テーマを「参加者の留学決定に対する2 FL chatの影響」、Analytically-Focused Personを「2 FL chatに参加する日本人学生」として、結果を概念カテゴリおよびサブカテゴリに整理した。第二に、Hopfが、データが限られることから解釈的・記述的アプローチで、外国人交換留学生の見解を検討した。彼女は、2 FL授業とチャットの双方に関わったドイツ人交換留学生が学期末に記入したフィードバック質問紙を用いたが、調査票がチャット固有の業務を分離していなかったため、2012年春学期から2014年春学期の間にチャットを担当した8名の関連コメントを抽出した。より焦点化した証拠を得るため、さらに、2学期間ドイツ語チャットを運営したドイツ人交換留学生2名に対して半構造化面接(2014年8月)を1回実施した。面接はドイツ語で行い、録音して転記のために用い、準備/実施、学習効果の認識、将来のチューターへの助言を中心に構成した。
- 結論と意義:
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著者らは、2 FL chatsが新潟大学における2 FL提供の一部として非常に有効に機能しており、参加者数の増加と参加者・チューター双方の肯定的な認識が示すように「圧倒的に」好意的に受け止められていると結論づける。大都市圏に比べて国際的コミュニティとの接点が得にくい可能性があるという新潟大学の地域的文脈において、チャットは特に価値が高いと論じる。留学に関して著者らは、データがチャット参加と留学経験/予定/意図の関連(研究課題iおよびii)を支持していると解釈する一方、チャットが留学動機を高めるかどうか(研究課題iii)については満足のいく回答を提示できなかったと報告する。ただしこれを単なる否定的結果として扱うのではなく、構造的含意を強調する。すなわち、参加者の語りから、チャットは言語能力を維持・拡張するために(特に留学後に)しばしば利用されており、それは上級レベルの2 FL科目が不十分であるためである。したがってチャットは、新潟大学におけるカリキュラム上の欠落を露呈させると同時に、学習者主導の実践的な回避策も提供している。さらに本研究は、利益が日本人学習者にとどまらず、外国人交換留学生にも及ぶ可能性を示し、彼らが言語関連の実践だけでなく、異文化理解や「グローバルスキル」における獲得も報告していることを示した。ただし著者らは、より強い根拠には、より体系的なデータが必要であると明示している。また本研究には欠けている視点として、2 FL教員およびプログラム計画者の観点を挙げている。
- 今後の展望:
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本論文は、報告された結果と限界に基づき、改善と追加検討の方向性を複数示す。制度面では、カリキュラム設計者は中級・上級の2 FL科目の不足に対処すべきであり、とりわけ海外学習で培った技能を維持したい帰国者を支援する必要があると著者らは主張する。代替としてチャットに依存している現状は、満たされていない需要の存在を示すという。また、留学希望者に対するより良い支援体制も必要だとし、チャット内ではすでに留学経験をもつ上級生が、教員や大学よりも最新で経験に基づいた観点から、下級生に非公式に助言している点を指摘する。この観察に基づき、著者らは、上級生の「帰国者」の日本人学生を2 FL advisorとしてリクルートする仕組みを作れば、チャットのガイダンス機能を強化できると提案する。研究面では、(特に外国人交換留学生に関する)データをさらに収集し、両集団における異文化理解やグローバルスキルの発達に関する主張を、より説得的に評価する必要があると述べる。最後に、現在欠落している2 FL教員およびチャット計画者の視点を取り入れ、プログラムの機能をよりよく理解し、2 FL chatsモデルのさらなる改善を導くことを推奨する。著者らはまた、このモデルが、資金・人員配置・国際化機会に関して同様の制約を抱える他の地方大学にも潜在的に関連しうると考えている。
- 背景と目的:
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この研究は、新潟大学の図書館内にある
で行われている「FL Salc ( 新潟大学の図書館内にある自学自習支援の施設で、語学学習者が教材やサポートを使いながら自主的に学べる場所です。授業外の学習機会を作る拠点として重要です。) チャット」を取り上げ、ふだんの第二外国語の授業を補う学び方として役立つのかを調べたものです。第二外国語チャットは、学期中に週1~2回ほど、授業の外で希望者が集まり、少人数で会話練習をする場です。主に外国人第二外国語 ( 英語以外に学ぶ外国語のことで、大学ではフランス語やドイツ語、中国語、韓国語などがよく選ばれます。学習者が複数の言語に触れることで視野が広がります。) が交換留学生 ( 大学間の協定などで、一定期間、別の国の大学に在籍して学ぶ学生です。母語話者であることが多く、自然な会話の相手になれる点が大きな強みです。) として進行役をします。TA ( Teaching Assistantの略で、授業や学習活動を手伝う役割の人のことです。この研究では、外国人交換留学生が進行役としてチャットを支えています。)
始まった理由は2つあります。1つ目は、授業だけでは会話練習の時間が足りないため、追加で話す機会を作りたかったことです。2つ目は、留学生が増え、留学生の母語が学習したい言語と一致することが多いため、その強みを生かしたかったことです。
研究の目的は、第二外国語チャットがどのように運営され、参加する日本人学生と、進行役をする外国人交換留学生の両方がそれをどう感じているのかを明らかにすることです。特に、参加が留学への気持ちと関係しているか、また語学力だけでなく やより広い力にもつながるかを確かめようとしました。異文化理解 ( 自分とは違う文化の考え方や習慣を知り、違いを前提に相手を理解しようとする力です。留学や国際的な協働で必要になります。)
- 主要な発見:
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チャットはとても人気があり、多くの参加者が「役に立つ」と感じていました。実施回数と参加者は大きく増えており、2012年春はフランス語で6回、延べ12人だったのが、2014年春にはフランス語・ドイツ語・中国語・韓国語で学期50回、担当の外国人学生11人、延べ参加者294人になりました。ただし、ドイツ語は同じ人が何度も参加した分も数に入っています。第二外国語 ( 英語以外に学ぶ外国語のことで、大学ではフランス語やドイツ語、中国語、韓国語などがよく選ばれます。学習者が複数の言語に触れることで視野が広がります。)
2014年7月のアンケートでは、人文学系の学生が多いこと、初級だけでなく中級・上級の学習者も参加していることが分かりました。また、定期的に行われていたドイツ語・フランス語・中国語のチャットでは、回答者全員が留学経験や留学予定、または留学への関心を持っていました。
一方で、「チャットに参加したから留学したくなった」とまでは断定できないと研究者は述べています。面接からは、もともと留学したい気持ちがある学生がチャットに来る場合が多いことが分かりました。ただしチャットは、留学生と友だちになったり、留学経験のある先輩から情報を得たりすることで、留学への気持ちをさらに強めるきっかけになりうることが示されました。
また、大学の第二外国語の授業が初級中心で、留学から帰ってきた学生が自分に合う上級授業を見つけにくい状況があり、チャットが実質的に上級者向けの学びの場の代わりになっている可能性も示されました。
外国人 側の意見では、先生がいないため緊張が少なく、同年代同士で自然な会話ができ、参加者の反応に合わせて内容を変えられ、文化交流や友情につながる場だと評価されていました。進行役をした留学生自身も、交換留学生 ( 大学間の協定などで、一定期間、別の国の大学に在籍して学ぶ学生です。母語話者であることが多く、自然な会話の相手になれる点が大きな強みです。) やコミュニケーションの力、自分の文化を見直す気づきが得られたと感じていました。異文化理解 ( 自分とは違う文化の考え方や習慣を知り、違いを前提に相手を理解しようとする力です。留学や国際的な協働で必要になります。)
- 方法論:
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研究は、プログラムの説明に加えて、2つの調査を組み合わせています。
1つ目は日本人参加者向けの調査です。2014年7月にチャット参加者へ10項目のアンケートを行い、56件の回答を集めました。学部、学習期間、留学経験・予定・関心などを分析しました。さらに、日本人参加者8名に を行い、留学への気持ちとチャットの評価を聞き取りました。面接内容は半構造化インタビュー ( 質問の柱は決めつつ、相手の答えに合わせて追加で質問を広げられる面接方法です。参加者の本音や具体的な経験を深く知るのに役立ちます。) という方法で整理し、「チャット参加が留学の決定にどう影響するか」を中心テーマとして分析しました。M-GTA ( Modified Grounded Theory Approachの略で、面接などのデータから考え方のまとまりを作り、現場に合う説明の形を組み立てていく分析方法です。参加者の経験をもとに結論を作るために使われます。)
2つ目は外国人 側の調査です。データ数が少ないため、内容を丁寧に読み取りながらまとめる方法で分析しました。2012~2014年にチャットを担当したドイツ人留学生8名の自由記述コメントを集め、さらにドイツ語チャットを運営した2名へ半構造化インタビューを1回行いました。交換留学生 ( 大学間の協定などで、一定期間、別の国の大学に在籍して学ぶ学生です。母語話者であることが多く、自然な会話の相手になれる点が大きな強みです。)
- 結論と意義:
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研究者は、
チャットは新潟大学の第二外国語学習の一部として非常によく機能しており、参加者が増え続け、参加者と進行役の両方から強く支持されていると結論づけています。都市部ほど国際的な交流の機会が多くない可能性がある新潟大学の環境では、特に価値が高いと考えられます。第二外国語 ( 英語以外に学ぶ外国語のことで、大学ではフランス語やドイツ語、中国語、韓国語などがよく選ばれます。学習者が複数の言語に触れることで視野が広がります。)
留学との関係については、参加者に留学経験・予定・関心が多いことから一定の関連は示されたものの、「チャットが留学したい気持ちを高める」とまでは言えないとしています。ただしその代わりに、チャットが留学後の語学力維持や上級者の学びの場として使われている事実から、大学の に上級科目が足りないという課題が見えてきたと述べています。カリキュラム ( 学校がどの科目をどの順番やレベルで用意するかという学習計画の全体です。中級・上級科目が少ないと学び続けたい学生が困るため重要です。)
また、利益は日本人学生だけでなく、進行役の外国人 にもあり、語学練習だけでなく交換留学生 ( 大学間の協定などで、一定期間、別の国の大学に在籍して学ぶ学生です。母語話者であることが多く、自然な会話の相手になれる点が大きな強みです。) や幅広い力の学びにもつながる可能性が示されました。ただし、より確かな結論のためには、もっと体系的なデータが必要だとも述べています。加えて、この研究では第二外国語の教員や企画側の視点が十分に入っていない点が課題として挙げられています。異文化理解 ( 自分とは違う文化の考え方や習慣を知り、違いを前提に相手を理解しようとする力です。留学や国際的な協働で必要になります。)
- 今後の展望:
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制度面では、中級・上級の
科目を増やし、特に留学後に力を保ちたい学生を支える必要があると提案しています。チャットに頼らざるをえない状況は、それだけ需要が満たされていないことを示しているからです。第二外国語 ( 英語以外に学ぶ外国語のことで、大学ではフランス語やドイツ語、中国語、韓国語などがよく選ばれます。学習者が複数の言語に触れることで視野が広がります。)
また、留学希望者への支援も強化すべきだとしています。チャットでは、留学経験のある先輩が後輩に非公式に助言していることがあり、これを生かして、 の日本人学生を第二外国語の相談役として募集する仕組みを作れば、チャットの「案内・相談の役割」を強められると述べています。帰国者 ( 留学や海外滞在を終えて日本に戻ってきた学生のことです。高い語学力を持つことが多く、学習継続の場や後輩への助言役として期待されます。)
研究面では、特に外国人 側のデータを増やし、交換留学生 ( 大学間の協定などで、一定期間、別の国の大学に在籍して学ぶ学生です。母語話者であることが多く、自然な会話の相手になれる点が大きな強みです。) や幅広い力が本当に伸びているのかをより説得力のある形で確かめる必要があります。さらに、第二外国語教員や企画者の視点も取り入れて、プログラムをよりよく改善することが勧められています。こうしたモデルは、資金や人員、国際交流の機会が限られがちな地方大学にも参考になりうるとしています。異文化理解 ( 自分とは違う文化の考え方や習慣を知り、違いを前提に相手を理解しようとする力です。留学や国際的な協働で必要になります。)
- 何のために?:
-
この
は、新潟大学での話です。研究 ( あるテーマについて、調べて分かったことをまとめることです。ここではチャットがどう役に立つかを調べています。文章全体が何をしている話かを理解 するために必要 です。)
図書館に「 」という場所があります。FL Salc ( 大学の中にある学習支援 の場所の名前です。外国語の学びや交流のために使われます。どこで活動が行われるのかを理解 するのに大切です。)
そこに「 チャット」があります。第二外国語 ( 英語 以外 に学ぶ外国語のことです。たとえばフランス語やドイツ語などです。この活動がどんな言語を対象 にしているかを示 します。)
第二外国語は、英語 以外 の言葉です。
たとえば、フランス語などです。
チャットは、授業 の外で行います。
週に1回か2回くらいあります。
行きたい人だけが集まります。
少ない人数で、おしゃべりします。
外国から来た が、進め役です。留学生 ( 外国から来て、別 の国の学校で学んでいる学生のことです。チャットで話し相手や進め役になる人なので重要 です。)
始まった理由は、2つあります。
1つ目は、授業 だけでは足りないからです。
もっと話す時間を作りたかったのです。
2つ目は、留学生 が増 えたからです。
学びたい言葉の人が多くなりました。
それを生かしたかったのです。
研究の も、ねらい ( 何のためにそれをするのかという目的 のことです。研究で何を確 かめたいのかが分かります。) 確 かめることです。
チャットがどう動いているか見ます。
日本の学生がどう思うか聞きます。
留学生 の進め役も、気持ちを聞きます。
留学 したい気持ちと関係 があるか見ます。
言葉だけでなく、文化理解 も見ます。
- 何が分かったの?:
-
このチャットは、とても人気でした。
多くの人が、役に立つと言いました。
回数も、参加 する人も増 えました。
2012年の春は、フランス語だけです。
6回行い、全部で12人が参加 しました。
2014年の春は、4つの言葉がありました。
フランス語、ドイツ語などです。
に50回も行いました。学期 ( 学校の授業 が行われる一定の期間の区切りです。活動がどのくらいの期間で何回行われたかを表します。)
進め役の は11人でした。留学生 ( 外国から来て、別 の国の学校で学んでいる学生のことです。チャットで話し相手や進め役になる人なので重要 です。)
参加 は全部で294人になりました。
同じ人が何回も来た分も入ります。
2014年7月に、 をしました。アンケート ( 同じ質問 を多くの人に答えてもらい、意見や状況 を集める方法 です。どんな人が参加 してどう感じたかを知るために使います。)
の学生が多いと分かりました。人文学 ( 人の文化や言葉や歴史 などを学ぶ分野のことです。どんな学びをしている学生が多いかを説明 しています。)
初 めだけでなく、上手な人もいました。
ドイツ語などのチャットでは、
みんな留学 に関心 がありました。
留学 した人や、行く予定の人もいました。
でも、言い切れないこともあります。
チャットで、必 ず留学 したくなるとは、
者は言えないとしました。研究 ( あるテーマについて、調べて分かったことをまとめることです。ここではチャットがどう役に立つかを調べています。文章全体が何をしている話かを理解 するために必要 です。)
もともと留学 したい人が、来がちです。
それでも、良 いきっかけになりそうです。
留学生 と友だちになれるからです。
先輩 から、留学 の話も聞けるからです。
また、大学の授業 は初 め向けが多いです。
留学 から帰った人は、学びにくいです。
だからチャットが、学び場になることも。
留学生 の進め役も、良 いと言いました。
先生がいないので、緊張 が少ないです。
同じくらいの年で、自然 に話せます。
相手に合わせて、話題を変 えられます。
文化を知り、友だちもできるそうです。
進め役も、学びがあると感じました。
- どうやったの?:
-
は、2つの調べ方をしました。研究 ( あるテーマについて、調べて分かったことをまとめることです。ここではチャットがどう役に立つかを調べています。文章全体が何をしている話かを理解 するために必要 です。)
1つ目は、日本の学生への です。調査 ( 人に聞いたり、記録 を集めたりして情報 を集めることです。研究の材料 をどう集めたかを表します。)
2014年7月に、 をしました。アンケート ( 同じ質問 を多くの人に答えてもらい、意見や状況 を集める方法 です。どんな人が参加 してどう感じたかを知るために使います。)
56人から答えを集めました。
学部や、学んだ長さなどを見ました。
留学 の経験 や予定も確 かめました。
さらに、8人に話を聞きました。
質問 しながら、くわしく聞く形です。
留学 したい気持ちも聞きました。
チャットの良 さも聞きました。
答えをまとめて、考えました。
2つ目は、 への留学生 ( 外国から来て、別 の国の学校で学んでいる学生のことです。チャットで話し相手や進め役になる人なので重要 です。) 調査 です。
人数が少ないので、ていねいに読みました。
2012年から2014年の記録 を集めました。
ドイツの留学生 8人の感想がありました。
また、2人に話も聞きました。
- 研究のまとめ:
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者は、こう考えました。研究 ( あるテーマについて、調べて分かったことをまとめることです。ここではチャットがどう役に立つかを調べています。文章全体が何をしている話かを理解 するために必要 です。)
チャットは、とてもうまく動いています。
参加 する人が増 え続 けています。
日本の学生も、 も留学生 ( 外国から来て、別 の国の学校で学んでいる学生のことです。チャットで話し相手や進め役になる人なので重要 です。) 応援 しています。
新潟大学は、都会より が少なめです。国際交流 ( 国や地域 が違 う人どうしが関 わって、話したり学び合ったりすることです。この場所の価値 を説明 する中心の考えです。)
だから、この場所は大切だと言えます。
留学 との関係 は、少し見えてきました。
でも、気持ちを高めると言い切れません。
その代わり、別 の大事さが分かりました。
留学 のあと、力を保 つ場になっています。
上手な人の学び場にもなっています。
大学の上のクラスが足りない課題 も見えます。
良 いことは、日本の学生だけではありません。
進め役の留学生 にも、良 い学びがあります。
言葉の練習だけではないそうです。
文化を分かる力も、育つかもしれません。
ただ、もっと がデータ ( 調査 などで集めた数字や記録 などの情報 のことです。結論 を確 かにするために必要 な材料 になります。) 必要 だと言っています。
先生や の人の意見も、足りません。企画 ( 何かを行うために計画を立てて運営 することです。誰 がどう支 えているのかを考える上で重要 です。)
- これからどうする?:
-
大学は、
や中級 ( 初 めての段階 を過 ぎた、少し難 しいレベルのことです。どのくらいの力の人向けの学びが必要 かを考えるために出てきます。) の上級 ( 中級よりさらに高いレベルのことです。上手な人が学び続 けるための授業 や場が必要 だという話につながります。) 授業 を増 やすべきです。
特 に、留学 のあとを支 える必要 があります。
チャットに頼 るのは、足りないしるしです。
留学 したい人の助けも、強めたいです。
チャットでは、先輩 が することがあります。助言 ( 相手の役に立つように、考えややり方を教えることです。チャットが留学 希望者 を支 える方法 として出てきます。)
これをうまく使うとよいです。
した学生を、相談役にする帰国 ( 外国にいた人が自分の国に戻 ることです。留学 後の学生をどう支 えるかという話に関係 します。) 案 があります。
そうすれば、案内 や相談が強くなります。
も、もっと進める研究 ( あるテーマについて、調べて分かったことをまとめることです。ここではチャットがどう役に立つかを調べています。文章全体が何をしている話かを理解 するために必要 です。) 必要 があります。
の留学生 ( 外国から来て、別 の国の学校で学んでいる学生のことです。チャットで話し相手や進め役になる人なので重要 です。) を、もっと集めたいです。データ ( 調査 などで集めた数字や記録 などの情報 のことです。結論 を確 かにするために必要 な材料 になります。)
文化理解 の力が本当に伸 びるか見ます。
先生や の人の考えも入れます。企画 ( 何かを行うために計画を立てて運営 することです。誰 がどう支 えているのかを考える上で重要 です。)
そうして、もっと良 い形に直します。
地方の大学にも、参考 になると言っています。
- 著者名:
- Hopf Anja, Komagata Chinatsu
- 掲載誌名:
- 新潟大学言語文化研究
- 巻:
- 20
- ページ:
- 19 - 41
- 発行日:
- 2015-08
- 新潟大学学術リポジトリリンク:
- http://hdl.handle.net/10191/33272
