論文詳細

人文社会科学系 人文学部 #紀要論文

No Need to Quit Your Flapping : The Intelligibility of Flap /ɾ/ Phoneme Substitutions for either the /ɹ/ or /l/ Phonemes in Non-native English Speaker Conversations

AI解説:
本論文は、日本の同一大学で学ぶ非母語話者(NNS)同士によるEnglish as a Lingua Franca(ELF)相互行為における発音の「聞き取り可能性(intelligibility)」を調査する。著者は、これまでの発音とintelligibilityに関する研究の多くが、人工的な課題、母語話者(NS)による評価、そしてintelligibilityを相互行為の中で交渉されるものではなく言語形式の安定した属性として扱う話者中心の前提に依拠してきた、という問題意識から本研究を位置づける。これに対し本研究は会話分析(Conversation Analysis: CA)の立場を採用し、参加者の志向(とりわけ、ある発話がrepair(修復)の対象となるかどうか)からintelligibilityを推論する。/r/と/l/の対立を正確に産出することがintelligibilityに不可欠だという主張が広く存在することを踏まえつつ、本論文は、(NSモデルに基づく辞書のcitation formに照らして)「逸脱した」発音であってもrepairを引き起こさず、場合によっては誤解の解消に役立ちうる事例に焦点を当てる。具体的には、/r/または/l/のいずれかをフラップ音/ɾ/で置き換えることが、NNS–NNS会話におけるintelligibilityにとって重要な影響をもつのか、こうした置換が理解を妨げるのか、そして/ɾ/がrepair連鎖における資源として機能しうるのかを問う。より広い目的は、日本のELF使用者にとって局所的に適切なLingua Franca Coreの特定に資することである。
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著者名:
O'Neal George
掲載誌名:
新潟大学言語文化研究
巻:
18
ページ:
39 - 62
発行日:
2013-07
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