論文詳細

人文社会科学系 人文学部 #紀要論文

Anxiety in the Ancient Languages Classroom

AI解説:
本研究は、日本における大学レベルの古代語学習に焦点を当てることで、言語不安研究の空白を埋めることを目的とする。これは、これまで実証的研究がほとんど行われてこなかった文脈である。Foreign Language Classroom Anxiety Scale(FLCAS)によって始まった研究の流れを踏まえつつ、著者らは、従来の研究の多くが英語母語話者環境の学習者、あるいはその後は非英語母語国における英語を外国語として学ぶ学習者(EFL)を対象としてきた点を指摘する。これに対し本研究が対象とするのは、主として会話ではなく読解のために学ばれ、学習者が事前接触をほとんど、あるいは全く持たないことが多い「古代語」である。そこで著者らは、外国語の読解が不安を引き起こし得て、成績の低下と関連する可能性があるという先行研究に基づき、読解に特化した不安を中心に扱う。さらに、授業外で目標言語を使用する機会がほとんどない状況で、学生が動機づけの強さを維持できるのかという観点から、動機づけも検討する。加えて、ある程度の不安は学習を支える可能性があるという前提に立ち、学習を促進する不安(facilitating anxiety)と学習を阻害する不安(debilitating anxiety)の双方を扱う。
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著者名:
高橋 歩, 高橋 秀樹
掲載誌名:
新潟大学言語文化研究
巻:
16
ページ:
91 - 107
発行日:
2011-07
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