論文詳細

自然科学系 農学部 #紀要論文

ジャスモン酸類の抽出・精製方法およびLC-MSでの最適なDC電圧

AI解説:
ジャスモン酸(JA)とジャスモン酸メチル(MeJA)は植物ホルモンであり、傷害応答や病害応答、葉の老化、離層形成、花の形成など、様々な生理作用を持っています。しかし、これらの研究は比較的新しく、その内生量を正確に測定するためには分析機器の使用が必要です。植物組織からの抽出・精製は溶媒分画法が多く利用されますが、JAやMeJAは微量で揮発性が高いため、回収率が低くなる問題があります。本研究の目的は、JAおよびMeJAの正確な定量分析を行うために、効率的な抽出・精製方法とLC/MSの最適な分析条件を確立することです。
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著者名:
佐藤 翔一, 児島 清秀
掲載誌名:
新潟大学農学部研究報告
巻:
66
号:
2
ページ:
125 - 129
発行日:
2014-03
著者による要約:
植物ホルモンであるJA(ジャスモン酸)およびMeJA(ジャスモン酸メチル)における、抽出原料からの効率のよい抽出・精製方法を検討した。検討した方法では、JAで約62%、MeJAで約55%回収できることがわかった。また、LC/MSでのJAおよびMeJAの最適な分析条件を求めるために、DC電圧を変えて質量スペクトルを測定した。最適なDC電圧は、JAはネガティブモードで20V、MeJAはポジティブモードで10Vであった。
The efficient extraction and purification method from extraction raw materials in JA (jasmonic acid) and MeJA (Methyl-Jasmonate) was examined. It was revealed that 55% in JA and 62% in MeJA by the method examined were collected. In addition, the DC voltage was changed and the mass spectrum was measured to find the most suitable condition of JA and MeJA analysis in LC/MS. The most suitable DC voltage was 20V in a negative mode in JA and 10V in a positive mode in MJA.
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