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自然科学系 農学部 #紀要論文

サトウキビ(Saccharum officinarum L.)から分離した窒素固定内生菌の窒素固定と窒素放出機構

AI解説:
サトウキビ(Sugarcane:*Saccharum officinarum* L.)は、高いバイオマスをもつC4作物で、多量のスクロースを蓄積できる。エタノール生産での利用拡大により、窒素(N)肥料投入量の削減への関心が高まっている。ブラジルでは、サトウキビが長期間にわたりN施肥なしで栽培されてきたとされる現地観察や、複数の^15Nを用いた研究から、生物学的窒素固定(BNF)が植物体Nに大きく寄与しうることが示唆されてきた。ただし、その規模は品種や無機態Nの利用可能性により変動する。重要な仮説として、サトウキビ組織内に生息する窒素固定性の内部共生菌(diazotrophic endophytes)がN_2を固定し、宿主のN栄養を支える可能性がある。しかし著者らは、(特に *Gluconacetobacter diazotrophicus* など)特定の内部共生菌が植物体内で優勢にN_2固定を行うことの直接的証拠、そして決定的に重要な点として、固定されたNが細菌から植物へ有効に移行することの証拠が、なお限られていると強調する。そこで本研究は、(i) サトウキビ茎由来の窒素固定性内部共生菌分離株のN_2固定活性を、異なるO_2条件下で特徴づけること、(ii) 細菌から周囲培地へのN放出の程度とタイミングを、潜在的なN移行メカニズムの代理指標として評価すること、を目的とした。
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著者名:
Momose Atsushi, Hiyama Takahiro, Nishimura Keiko, Ishizaki Noriko, Ishikawa Shinji, Yamamoto Misaki, Hung Ngyuen Van Phi, Ohtake Norikuni, Sueyoshi Kuni, Ohyama Takuji
掲載誌名:
新潟大学農学部研究報告
巻:
66
号:
1
ページ:
1 - 9
発行日:
2013-10
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