論文詳細

医歯学系 医学部保健学科 #紀要論文

Anemia during pregnancy and neonatal birth weight : Comparison of maternal dietary intake in Sri Lanka

AI解説:
本論文は、スリランカにおいて長年にわたり鉄(iron)と葉酸(folic acid)の普遍的なサプリメント投与政策が実施されているにもかかわらず、妊娠中の貧血が依然として公衆衛生上の懸念であり続けている点を取り上げる。貧血は血中ヘモグロビン濃度の低下と定義され、鉄欠乏が世界的に最も一般的な原因とされる。開発途上の環境では、ビタミンや葉酸の欠乏、感染症なども要因となる。スリランカでは、人生のさまざまな段階で25–36%が貧血の影響を受け、妊婦の貧血有病率は2006/2007年に34%と報告されている。妊娠により鉄の必要量が大きく増えるため、栄養不足や鉄分の多い食事へのアクセスの制限がリスクを高め得ることから、スリランカではサプリメント投与が常に推奨されている(妊娠12週以降から産後6か月まで、経口鉄60 mg+葉酸400μg)。しかし、全国の低出生体重(LBW)率は長年16–17%程度にとどまり、スリランカにおける母体貧血と新生児出生体重の関連を示すエビデンスは乏しい。また、妊娠各期(trimesters)をまたいだ関連については国際的にも見解が分かれている。そこで本研究は、妊娠期別の母体貧血と新生児出生体重の関連を検討し、さらに貧血群と非貧血群で母体の食事摂取量を比較することを目的とした。これは、スリランカの文脈で母体貧血・食事摂取・新生児出生体重をあわせて評価した最初の研究として位置づけられている。
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著者名:
Malshani Lakshika PATHIRATHNA, Hansani Madushika ABEYWICKRAMA, Sekijima Kayoko, Sadakata Mieko, Fujiwara Naoshi, Muramatsu Yoshiyuki, KM Swarna WIMALASIRI, Upali JAYAWARDEN, Darshana de SILVA
掲載誌名:
新潟大学保健学雑誌
巻:
15
号:
1
ページ:
29 - 37
発行日:
2018-03
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