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人文学部 人文社会科学系 #紀要論文

平曲における「揃物/カタロゴス」 : 古代ギリシアの叙事詩との比較から (プロジェクト特集号 : 〈声〉とテクスト論)

AI解説:
古代から現代まで、楽器演奏と一緒に神話や伝説を語る文化は、東西を問わず広く見られます。古代ギリシアの叙事詩(英雄的な出来事や伝説をテーマにした長い詩。古代ギリシアではホメーロスやヘーシオドスが有名です。)や日本の平曲がその例です。しかし、これらの物語の楽しみ方は、当時と現代では大きく異なります。今では、これらの物語は主に本を読んで楽しむもので、語りや聴くことは伝統芸能として保存されることが多いです。この論文は、古代ギリシアの吟遊詩人(古代ギリシアにおいて、楽器を演奏しながら叙事詩を語る人々。彼らは娯楽提供者であると同時に、「賢者」として尊敬され、社会に影響を与えていました。)がどのように「賢者」として尊ばれ、社会に影響を与えたのかを探ります。
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著者名:
高橋 秀樹
掲載誌名:
人文科学研究
巻:
140
ページ:
T1 - T20
発行日:
2017-03
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