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人文学部 人文社会科学系 #紀要論文

声のリレー : 系譜学-現象学-目的論 (プロジェクト特集号 : <声>とテクスト論)

AI解説:
この論文は、高木裕教授が10年間にわたって進めてきた「<声>とテクスト論」研究プロジェクトの最後のシンポジウムの内容を中心にしています。このプロジェクトは、詩における「声」の役割についての理論的な理解を目指し、特に抒情詩(個人的な感情や思想を表現する詩のことです。特に一人称で書かれることが多く、感情的な内容が特徴です。)での「声」の役割を探ることを目的としています。著者はフランス詩のリズム(詩の中で音の強弱や長短が繰り返されるパターンのことです。詩の雰囲気やテンポを作り出します。)や詩句の跨り(enjambement)(詩の一行が次の行に続くことです。これにより詩の流れやリズムに変化を与える効果があります。)の効果に着目し、詩における「声」の広い意味についての理解を深めようとしています。
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著者名:
ブノワ エリック, 八木 瑞香[訳]
掲載誌名:
人文科学研究
巻:
138
ページ:
Y3 - Y26
発行日:
2016-03
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