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人文学部 人文社会科学系 #紀要論文

親子の愛情表現としての「愛し(かなし)」 : 『竹取物語』と『うつほ物語』の特異性 (プロジェクト特集号 : <声>とテクスト論)

AI解説:
この論文は、昔の日本語で使われていた「かなし」という言葉がどのように使われていたかを調べたものです。特に平安時代(794年から1185年までの日本の時代。この時代には多くの文学作品が生まれました。)に使われていた「愛し(かなし)」に注目して、その使い方を詳しく分析することを目的としています。上代(古い時代のことを指します。特に奈良時代(710-794年頃)以前のことを言います。)(古い時代)では、「かなし」は主に恋人同士の愛情を表す言葉でしたが、中古(少し後の時代のことを指します。平安時代(794-1185年頃)を指すことが多いです。)(少し後の時代)に入ると、親子の愛情を表す言葉に変わりました。この変化の背景と、平安時代の文学作品における「愛し」の具体的な使い方を調べ、その重要性を明らかにします。
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著者名:
高橋 早苗
掲載誌名:
人文科学研究
巻:
138
ページ:
T1 - T21
発行日:
2016-03
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