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人文学部 人文社会科学系 #紀要論文

1930、40年代の舟山(沈家門)人形芝居の上演実態 : 木偶芸人鄭明祥の話から見る

AI解説:
本論文は、中国浙江省の舟山群島における指遣い人形芝居、特に1930年代と1940年代の状況を検証することを目的としています。舟山群島は、定海区と普陀区に分かれる舟山本島を含む多くの島々から構成され、特に普陀区の沈家門は漁業の中心地として知られています。指遣い人形芝居は清末期に大陸の寧波から伝わり、地域社会の重要な文化的要素として定着しました。本稿は、沈家門出身の木偶芸人鄭明祥氏の生涯と彼からの聞き取り調査を通じて、当時の人形芝居の実態を明らかにすることを目指しています。
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著者名:
毛 久燕
掲載誌名:
東アジア : 歴史と文化
巻:
24
ページ:
1 - 23
発行日:
2015-03
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